第Ⅰ章~転入生~

5/11
前へ
/122ページ
次へ
「名前…と言うとアーガイル…の方かね…?」 「はい…」 俺は俯き声を出す 「それは…君次第だよ…」 「もし名前の通りに咎堕ちしたら…俺はどうなるのでしょうか?」 「ふむ…咎堕ち…と言ってもそれは千差万別だからね…」 老人は静かに答える 「さて…校舎に着いたが…」 後に続く言葉は 君はどうする 「ちょっと出歩いてもよろしいですか…?」 「うむ…時間になったら迎えをよこそう」 老人はそう言うと目の前の建物に入っていった 俺は身を翻し老人とは反対側に歩いていく 洋風のレンガ造りの街並みがある 店と言う店は全部閉まっており殺風景な感じがした それに昼間なのに人が1人も歩いていなかった 俺はそのまま歩き公園の様な場所に着いた
/122ページ

最初のコメントを投稿しよう!

96人が本棚に入れています
本棚に追加