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「名前…と言うとアーガイル…の方かね…?」
「はい…」
俺は俯き声を出す
「それは…君次第だよ…」
「もし名前の通りに咎堕ちしたら…俺はどうなるのでしょうか?」
「ふむ…咎堕ち…と言ってもそれは千差万別だからね…」
老人は静かに答える
「さて…校舎に着いたが…」
後に続く言葉は
君はどうする
「ちょっと出歩いてもよろしいですか…?」
「うむ…時間になったら迎えをよこそう」
老人はそう言うと目の前の建物に入っていった
俺は身を翻し老人とは反対側に歩いていく
洋風のレンガ造りの街並みがある
店と言う店は全部閉まっており殺風景な感じがした
それに昼間なのに人が1人も歩いていなかった
俺はそのまま歩き公園の様な場所に着いた
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