プロローグ

14/30
前へ
/214ページ
次へ
「う、う~ん…?」 シンは目を覚ました。だが、目の前が真っ暗で何も見えない。 ゴシゴシ。目をこすると、そこにはすさまじい光景が広がった。 惨劇。その一言だった。 その時シンは、ドスギアノス達に襲われたことを思い出した。 「父さん!いま助けを呼ぶからね!」 そう言って、シンは愛する父親の元へ駆け寄った。 しかし、その体は冷たくなっていた。 「父…さん………」 シンはうなだれた。その頬から一筋の涙が流れ落ちる。
/214ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2229人が本棚に入れています
本棚に追加