プロローグ

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暗い穴を抜けると、そこには想像もできない景色が広がっていた。 そこはなんと、雪山の頂上だったのだ! 雪に覆われた山が銀色に輝く様は、まさに自然が作り出した絶景だった。 「キレイ…!」 「これを見せたかったんだ!」 少年が誇らしげに言う。 二人はしばらく、そこで景色に見とれていた。後ろから忍び寄る影にも全く気付かずに…。
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