プロローグ

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まだ幼い二人にとって、その恐るべき戦いはあっという間に感じられた。 そして、少年にとっては忘れられない戦いにもなったのだ………。 少年が気付くと、父親はすでに最後のギアノスを倒し、残るドスギアノスを倒そうと身構えている。少年は、半分放心状態でその様子を眺めていた。 ピシ、ピシピシッ。 「?」 ビキビキ。ゴゴゴゴ 少年はその不可解な音ではっと我に帰った。 「なんだ!?」 地面が揺れていた。
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