第三章~砂の下に潜む脅威~

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三人はやっと砂漠のベースキャンプに到着したが… 「暑ちぃな!」 「アイス食べたいな~!」 「こんなとこにアイスがある訳ないだろ!クーラードリンクで我慢しろ!」 「は~い…」 シン以外の二人は、ドスガレオスと戦う前に砂漠の暑さにやられかけていた。シンも強がってはいるが、長くは持ちそうにない。 その状況を見兼ねて、バクが提案した。 「裏ルートを通るってのはどうだ?」 「裏ルート?」 シンとミカは同時に言った。 「地図には載ってないが、実は近道があるんだ。全く暑くなくて、しかも砂漠にすぐに着く近道が。…行くか?」 暑くないと聞いて、二人は即うなずいた。 そして、三人は我先にとその『裏ルート』へと向かった。
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