幼馴染

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「……なんだよやぶから棒に。 窓からって、近所迷惑だろ」  湯上りの頭をタオルで掻きながら、窓際同士で会話する。  なるべく声が響かないように、しかし相手に声が届くよう注意しながらの会話。  以前、お互いのお袋にこっぴどく怒られた経験から、声量には細心の注意を払っている。
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