第六章 予想外の脅威!そして再会する!?

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「ドブチュー達、なにかに逃げていたようだね」 「そんなの関係ありませんわ」 アーシャはせわしなくあたりを見回しながら言う。 「そんなことより、はやくでましょう」 「僕は気になるんだけど」 「なりません!わたくしはまったく気になりませんわ!!」 アーシャは小声で叫んでくる。 「アーシャがそういうなら……」 イザナは仕方なく別の方向向けて歩き出そうとするのだが。 ぴくん!と白狐の耳が立った。 「マスター」 「ん……なに?」 「感じ、ます……」 「はい?僕は変なところ触っていないよ」 「――じゃなくて!前方に【邪道具】反応がありますわ!!」 ――アーシャは前に前足を向け、静かにいった。 それを見て、 「肉球(ハート)」 イザナはアーシャの足をつかんで肉球をふにふに(ハート)した。
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