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「マ・ス・タ・ー!!」
アーシャの顔に鬼夜叉がおりる。
イザナはやりすぎたと少し反省した。
「それで、アーシャ。反応はどこから?」
「こちらに向けてやってきていますわ」
その証拠に。
どしん……と低い音が響き渡る。
溝の水が大きく波打った。
立つイザナの前に巨大な影が出現する。イザナは顔をあげた。
――なるほど。
と、心の中で納得する。
ドブチュー達が逃げるわけだ。
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