第六章 予想外の脅威!そして再会する!?

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「女の子がどうしたのですか?」 アルマは静かに言って、なぜかイザナに剣を向けた。 「助けた――というか、巻き込まれただけだけど……それをエルマは勘違いをした、というか」 イザナはアルマに答えながら、 ――なんで僕はアルマに言い訳を? と、思った。 「エルマの話だと、あなたが主犯だと」 「誤解だよ。僕がそんなことするわけないじゃん」 「そうですね」 アルマは頷いた。 「あなたが幼少、趣味がないのはわかりましたが……って、イザナ?」 「ん……なに?」 「なんで下がっているのです?」 「いやいや、気のせいだから」 「そうですか?でもあきらかに……」 「それはさ」 イザナはなぜか照れ臭そうに言った。 「緊張しているから」 「え?」 アルマはキョトンとするように目をパチクリさせた。 ――マスター? アーシャは怪訝そうにイザナを見る。 「アルマとふたりきりで(アーシャのことをあえて忘れて)……緊張して」 「えぇー!?」 アルマは驚いた顔をした。
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