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電車の中も無言だった。
何を話していいのか
分からなくて
隼人は景色をずっと見てた。
自分達が降りる駅に着いて
駅から出た。
隼「…」
彩「…」
無言で家に向かう。
手も握らずに
二人の距離も離れている。
言葉が見つからない
何を言えばいいのか考えても
言葉に出す勇気がない。
隼「…明日から俺のこと避けんなよ……。」
彩「えっ…うん!」
隼「何か彩に避けられそうでめちゃくちゃ怖い」
隼人が寂しそうな顔で
あたしを見てきた。
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