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そこへヤンキー風の怖いお兄ちゃんが一人…二人…三人…
『はっ?????』
「こんちわ~沙織ちゃん?」
『聞いてないよぉ…三人来るなんて…』
横にいる沙織もア然としているようだった。
声をかけてきたのは歩太の連れの高田くんだった。
会話がない…
気まずい空気…そこへ歩太が話してきた。
「ごめんよ。俺ら三人で住んでんだよ!んで暇な二人も行きたいっていうから…」
沙織は何も言おうとしない。
歩太の連れてきた二人。一人は高田くん。見た目はほんとにイケメンで無口な人だった。
もう一人は…そう。この先、私の人生をほんとに大きく変えてしまう人 。
「朝日くん」
見た目はチャラチャラしてそう。金髪で白いキャップを被り、大きなパーカーをきて…ブカブカのズボンをはいて…
これが私たちの出会いだった。
友達の友達の友達。
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