愛しあなたへ

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「剛~、お金、ある?」 「無い。俺にたかるより、どっかの親父にたかった方が楽だろ」 「そんなことないよー。あいつら金は持ってるけど、ヤらせろってうるさいから。臭いしキモい人の相手をするなら、剛としたいなー」 そう言って女は俺にすり寄ってきた。香水と化粧の強烈な臭いが鼻を打つ。
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