経緯

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親に学費等を払って貰っている罪悪感といろんなプレッシャーから、これまで毎日学校に行っていたのが、この頃から学校を休むようになった。 休んで何をするでもなく、ただひたすらボーっとする日を過ごし、寝ることができなくて起きていることが多かったから、起きている時は大好きな食事に手を伸ばしていくようになった。 そのため、元々から痩せてはいなかった体にどんどん体重がつき始める。 学校には時々行って一週間まるまる休まないようにはしていたが、前々からあった"周りの視線と話し声が怖い"という感情が悪化していく一方だった。 学校や人混みに居ると気持ち悪くて不安で仕方なかった。 電車なども無理で乗れない。 自傷行為もいつもより頻度がかなり増えるようになった。 元々やり始めたきっかけは中学1年の時にいじめを受けたからではあるが、それに耐えきれず母親に相談したところ、逆に自分が怒られたのも原因の一つ。 これ以来"あぁ、もう相談しちゃいけないんだ"と思い始めるようになり、やり場のない感情のはけ口として、その矛先は自分の左腕に向かった。 そしてこれ以来、高校でいじめを受けても相談せずに"笑顔"という仮面をつけて毎日を過ごした。
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