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「王女が正式に王権を持つなら外交も増えるだろうよ。そしたら護衛のお前は付きっきりだぜ?国内と違って危険ばっかなんだし。……いや、国の内部で暗殺の危険性が無いわけじゃないけどさ」 「王女を殺そうって輩がいるなら驚きだな。余程の手練じゃないと無理だぜ?」 「……確かに」 フレッドは苦笑した。 「王女曰わく親戚仲は悪いわけじゃないらしいし支持率高いし、あまり国内での危険性は感じられないなー」 「……で、暗殺の心配は置いとくとして。王女が言えないことが何なのか考えた方が良いんじゃねぇの?」
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