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「そう言われても見当つかないんだよ」 「お前が関連してる事だろ?……正式に王位を継ぐのにこんな頼りない護衛じゃやってけないとか?」 ……事実だが失礼極まり無いぞフレッド。 「あ、でも王女自身の問題って言った方が正しいんだろ?――あー……なんとなくわかった気がする」 「本当か!?流石フレッド!で、何?」 「俺が言っちゃって良いもんかねぇ」 「言われてもまっっっっったくわからないから教えてくれ」 「そこまでわからないのは重症だ。っていうか鈍すぎも程がある。例えるならハンマーで頭を殴られて出血しても気づかないくらいの鈍さだ」
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