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「俺様の名はシド・Y・ランディ。貴様等の頂点に立つものだ。覚悟しておけ!」
……しぃん……。
長い沈黙。
え……何この人……という空気が流れている。
流石のユキ先生も目を見開いている。
サングラスずれてますよ、先生。
そうやって高笑いするシドさんをほっておいて、なんだかんだ自己紹介は続けられた。
次の席の人の自己紹介は、シドの高笑いでよく聞こえなかったけど。
こういうのって、慣れなんだろうか……慣れたくないなぁ……私はそんなことを思っていた。
でもきっと、慣れちゃうんだろうな……。
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