物語は出会いで始まる訳で

14/16
前へ
/690ページ
次へ
「俺様の名はシド・Y・ランディ。貴様等の頂点に立つものだ。覚悟しておけ!」 ……しぃん……。 長い沈黙。 え……何この人……という空気が流れている。 流石のユキ先生も目を見開いている。 サングラスずれてますよ、先生。 そうやって高笑いするシドさんをほっておいて、なんだかんだ自己紹介は続けられた。 次の席の人の自己紹介は、シドの高笑いでよく聞こえなかったけど。 こういうのって、慣れなんだろうか……慣れたくないなぁ……私はそんなことを思っていた。 でもきっと、慣れちゃうんだろうな……。 .
/690ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23824人が本棚に入れています
本棚に追加