物語は出会いで始まる訳で

15/16
前へ
/690ページ
次へ
* 自己紹介は終わり、私たちは寮に案内されることになった。 この学園は全寮制なのだ。 相当な人数の生徒がいるから大変に違いない。 外廊下を進み、見えてきたのは白い別の建物。流れ的にこれが寮なのだろう。 一歩中に入ってみると、目に入るのはずらりと並ぶ扉の数々。 ……壮観。 「なるほど、ゲートか」 シドさんがふわふわ浮きながら呟く。 なんで浮いてるのだろう……あとゲートって何だろう。 ……魔法、かな。うん。そうに違いない。 魔法ならそのうち習うだろう、と私は考えることをやめた。 .
/690ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23824人が本棚に入れています
本棚に追加