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自己紹介は終わり、私たちは寮に案内されることになった。
この学園は全寮制なのだ。
相当な人数の生徒がいるから大変に違いない。
外廊下を進み、見えてきたのは白い別の建物。流れ的にこれが寮なのだろう。
一歩中に入ってみると、目に入るのはずらりと並ぶ扉の数々。
……壮観。
「なるほど、ゲートか」
シドさんがふわふわ浮きながら呟く。
なんで浮いてるのだろう……あとゲートって何だろう。
……魔法、かな。うん。そうに違いない。
魔法ならそのうち習うだろう、と私は考えることをやめた。
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