そもそも私は一般人で

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シドさんはうんざりしたような私の顔に手を添えて、真剣な顔で私の目を見た。 ――あ、瞳も銀色なんだ。 じゃあ、アルビノでは無いんだ……。 「俺様は貴様が気に入った。貴様は他とは何かが違う」 「……口説いてるんですか?」 これは私の素直な気持ち。 だって、だってだ。 気に入った、って……何それ。 あまりにも突然すぎる。 ていうか今日会ったばっかりでしょ私たち。 .
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