占い師

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男は名前、住所、職業、好きな食べ物、好きな女優またはアイドル、好きな動物等々簡単な質問にしっかり答えていった。 そして、全て書き終え、 「あの…終わりました。」 そう言っていつの間にか着替えて魔法使いのようになった女に紙を差し出した。 「それでは少しお待ち下さい。」 さっきとは全く違うキャラで紙を受け取り、奥へと入っていった。 書いている間気づかなかったが店の中は紫色にライトアップされ、黒いカーテンなどで見事に“占い屋”って感じになっている。 すると黒いカーテンをかき分け、さっきの女が 「準備が整いました。では、奥へ。」
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