2章 = アタラシイシツジ =

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すると憂斗は微笑んだ。 「初めて紅茶をいれたから……じゃなくて、入れたものでしたから。」 憂斗可愛い。 ……って、何を思っているんだ私は!? 「そうか、だから不味いのか。てか昨日と性格が変わってないか??」 こんなに性格が変わると逆に怖いというか気持ち悪い。 「一応、使用人ですから。」 「そうじゃなく、昨日は俺様系だったのに何でこんなに穏やかな性格になっているのだ?」 普通ありえないだろ!! 「僕、弱々しいってよく言われるんで強く言おうとしたらあんな口調に…。昨日のことを思い出すと少し恥ずかしいです。」 照れて言う憂斗。
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