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「姫様。わがままはいけませんよ。」
メイドの瀬夢が部屋に入ってきた。
「わがままではない。ただ着替えさせてくれと言っただけだ。」
そう、それなのに憂斗が…。
私のこと嫌いなのか?
「憂斗くんは可愛くても男の子ですよ。女性の体を見るなんて恥ずかしいに決まってます。」
ため息をつかれた。
そんなものなのか?
私は憂斗になら見られてもかまわぬ。
「憂斗、そうなのか?」
すると、コクコクと頷いた。
はぁ…男というものは面倒だ。
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