2章 = アタラシイシツジ =

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「憂斗、もう行ってよい。」 「はい。では失礼いたします。」 部屋から憂斗は出て行った。 「瀬夢、着替えを手伝ってくれ。」 「わかりました。」 「今日は着物にする。」 「柄は桜、彩愛、兎などありますがどれに致しますか??」 「桜。」 「では衣装部屋からもってまいりますので少々お待ち下さい。」 そういうと衣装部屋に走っていった。 この寝室から衣装部屋まで1kmゎある。 だが瀬夢は足が速いから20秒もかからないだろう。 1分あれば十分だ。 憂斗だったら 往復1時間。いや、2時間はかかるだろう。
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