2章 = アタラシイシツジ =

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「お待たせいたしました。」 汗1つかかずに瀬夢が戻ってきた。 「ではいつものように頼む。」 その言葉を言った瞬間。 服を脱がされ、着付けられた。 そして、あっという間に着物姿になった。 約1秒程度だろう。 「相変わらず早いな。」 「有難う御座います。」 瀬夢が頭を下げた。 よし、早く隣の部屋に行こう。 憂斗が待っている。 でも憂斗が作った料理だろ? 美味いのか?紅茶も上手く入れられないのに。 不安ながらドアを開けた。
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