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部屋に入ると目の前の光景に驚いた。
「……すごい。」
大きいテーブルの上いっぱいにのっているたくさんの美味しそうな料理。
ざっと80品ぐらいある。
「あ、お嬢様。」
嬉しそうに駆け寄ってくる憂斗。
「お前がこれ全部作ったのか??」
「はい。料理は得意なんです♪食べてみて下さい☆」
笑顔で答える憂斗。
やはり可愛い。
「いただきます。」
席につき、近くにあった味噌汁を飲んでみた。
美味すぎる!!
「どうですか??」
「すごく美味い。……だが。」
「お気に召しませんでしたか?」
悲しそうな表情を浮かべる。
そんな顔するなよ。
胸が痛くなる。
「……作りすぎじゃないか?」
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