1章 = タリナイモノ =

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まぁそんな男どもは無視。 黙々と朝食を食べていた。 無視されているというのにアプローチしてくる哀れな男たち。 多分15、6人はいるだろう。 さすがに無視されることに腹を立てたのか、1人の男がテーブルの上にある食べ物を全て床に落とした。 でも余り、気にすることではない。 よくあることだ。 「おい!てめぇ、人の話聞いてんのかぁ??」 男が叫んだ。 「床が汚くなってしまった。」 私は更に無視をした。 「おい!!聞けよ!」 更に叫ぶ男。 「掃除をお願い。」 メイドの瀬夢(ライム)に頼んだ。 「ごちそうさま。少しだったけど美味しかったよ。」 そう言って部屋に戻ろうとした。
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