1章 = タリナイモノ =

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すると思わぬ答えが返ってきた。 「あんたと契約するために此処にきた。」 全くもって意味がわからなかった。 「意味わかんない。頭おかしいんじゃない?」 「まぁまぁ兎に角、話ぐらい聞けよ。」 ため息をつき続けた。 「神姫様は愛されたいんだろ?軽い愛なんかじゃなく本当の愛で。だから俺と契約しろ!!」 意味のわからない強引さ。 阿呆だ…。 私は呆れて男を見ていた。 「なんだよ、俺は阿呆でも馬鹿でもないぞ。」 男は威張っていった。
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