ノン・エアーランドの憂鬱

3/4
5人が本棚に入れています
本棚に追加
/18ページ
「え…?きゃぁ!」 …遅かったですか…。見事に落としましたね。皿は割れてませんが、一食分減りましたね… 「み、みんなごめんなさい!」 「あぁ~いぃっていぃって~姫はいっつもの事だし~。」 すもも…そのような事言いながらお腹が鳴くというより、泣いているような気がするのは私の気のせいでしょうか…?   「その…とりあえず、準備は出来ました。」 「ふぇ?ならもぅ食べていぃの~?いただきまぁ~す❤」 このイスにちょこんと座って私より小さなこの少女は『エミ』。イズミの妹で、喋り方が幼女のようで、無垢で純粋な女の子なのです。…いずれイズミのように胸も大きくなって性格も…。…今のままのエミはかわいらしいのに…わぷっ…(まだ抱き締められ中)   「ふぇっΣ💦おねぇちゃぁ~ん💦ノンちゃん放してあげなよ~。顔真っ赤だよぅ?」   「あっ。ごめんねノン💦大丈夫?恥ずかしかったかな?」…それもありましたが 「苦しかったのですよ(苦笑する)」 「食後はボクがノンで遊ぶんだからね~🎵」 …私『で』ですか…はぁ…(苦笑)それに女性なのにボクとは…すももらしいですね。   ―食事終了―   「ねぇ…?」 「なんですか、イズミ?」 「なんでノンはプリンがそんなに好きなの?」 「…え…?」 「あ、確かにボクも思った~。」 「私も~🎵」 「私も確かに気になってました。」 …なぜって…   「口の中で甘さが広がる…見た目もかわいいから…ボソッ」   「………(4人)」 「な、なんですか…?💦」     『かわいい…❤(4人の心のボイス)』     「そんなに好きなら私達が作ってあげるよ!」 「…本当ですか…?」 「まっかせなさぃっ🎵なんせこっちにはイズミちんにエミちんに姫までいるんだよ~?」 …最後の女性が私は一番心配なのですけど…   「だから寝てなって。ね?」 「わ、わかりました。ここ最近寝不足気味だったんで助かります。」 「ふぇ?夜遅くまでなにしてるの~?」 「そうですね…エミには少し難しい本とか読んでたり…」「その難しい本とは、どんな本ですか?」 …リーナらしく追究ですか…(微笑む)ただの小説なのですが… 「…いろんな小説を読んでいるので…」 「どんな本かなぁ~?❤(あの2人)」   …………💧   「なぜそんな満面の笑みを…」   「ま、なんでも~🎵ささっ、イズミちん、作るよ~🎵」
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!