アンジェ=リーナの過去

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―チュンチュン     「ふにゃぁ~みんなおはよぅ~🎵って、リーナちゃん早いねぇ🎵✨」   「あら、おはようございます。随分と早起きなのですね~。」 「本当だ、7時前かぁ~。…ところでどうしてキッチンにいるの~?」 「今日は私が食事当番だからですよ。」 「Σそ、そっか(💦)…今日の朝食は~?」 「一応…カレーです。」     「…い、一応ってなんなの~?💦(苦笑する)それに朝からカレー…リーナちゃんらしぃ🎵✨」   朝からカレーはまずいものなのでしょうか…?💦 しかし出来た事ですし、味見はしてはいませんが…   「あ、みんなおはよう~🎵✨」 「あ、エミ、今日は早起きね。って髪位ときなさいよ💦ほら、お姉ちゃんがしたげるから🎵」 「えへへぇ~❤✨(ちょこんと座る)」 「………(ばさっ!)」 「すもも、おはようございます。今日はご要望通りカレーを作らせていただきました(笑顔)」 「………」 「………なんですかその嫌そうな顔は…💦」 「…諦めが肝心ってわけね…ボクの人生も、ここでお終いなのかぁ~…💧」 「し、失礼ですねっ!💦💦💦」 「………おはようございます…」 「あ、ノン。おはようございます🎵今日の朝食はカレーですよ🎵」 「………(ぼふっ)」 「なぜまた寝るのですか!💦起きて下さい~💦」         「いただきます…(リーナ以外の人の小さな声)」   「ど、どうでしょうか?最近はホワイトカレーとやらが流行っているらしく、作ってみたのですが…💦💦💦」 「これ…姫~…シチューだよねぇ…?」 「Σえ?ホワイトカレーってご飯にシチューをかけたものではなかったのですか?💦」 「リーナ…じゃがいもは目も皮も取って、サイコロのように切るのよ…?💧(苦笑する)」 「あと、にんじんも皮を剥いて同じく小さく切るの🎵」 「…その前に…お肉は焼かないと…💧」     「…皆様すみません…私…料理なんて、教えてもらった事なんかなくて…💦努力はしたのですが…」     そぅ…教えてくれなかった… 誰一人…   「私は小さい頃、どこかの国の遣いが、私を誘拐したそうなのです。そこで私なんかを助けるために、王属の皆様が私を救出しました…しかし、私の両親は、私を誘拐した輩(やから)に殺されてしまったらしいのです…」   「そんな悲しい過去が…辛かったね…」 「いえ、その時はまだ一歳にもなっていなかったらしく、私の記憶に両親はいませんでした。」
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