プロローグ

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俺は七歳の時 ある女の子を泣かしてしまった 「呪ってやる・・・」 怨まれた。 「ごめん」 そして、何故か謝った 「許さない・・・」 許されなかった。 しかも、めんどうくさくてこんなことまで言ってしまった 「なんでもするから許してくれ」 「なんでも?」 なんか・・・大変なことを言ってしまったような気がする 「フフフ・・・」 本当に大変なことを言ってしまったような気がする 「あなたは今日から私の戦士になって・・・」 意味のわからないことを言い始めた 「あなたは私を泣かせたんだから・・・」 「わかった。わかった」 すぐに飽きるだろ・・・そう思ったんだが 「ずっと・・・私の戦士で・・・」 何かこいつ怪しい・・・ あれから、十年が過ぎて俺は、また人を泣かせた・・・少女を
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