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いつも4人一緒だったね。
翔、春、私、由紀
何をするにも4人一緒で、そんな毎日がすごく楽しかったよ。
あの日までは・・・
由紀「ねぇ、未来??」
未来「ん?」
由紀「私ね、翔に告白する」
未来「え?」
由紀「ずっと好きだんだった、出会ったときから、高校生活ももう1年しかないんだし
いい思い出作りたいから」
未来「そっか、頑張ってね」
あんなこと言ったけど、本当、は由紀がうらやましかった。
自分気持ちを伝えることが出来る由紀が・・
本当は私もずっと翔が好きだった、でもこの気持ちを伝えてしまうと
今の関係を壊してまうような気がして言えなかった。
今までは翔の傍にいれるんだったらどんな形でもいい、そう思った。
でも・・もし由紀と翔が付き合うことになったら・・・
どうなるんだろう・・・
春「あれ?由紀は??」
未来「翔に告白するって言って、行っちゃった」
春「ぇ??未来はそれでいいの??」
未来「翔の決めたころならそれでいいんじゃないかな?」
春未来・・・」
春にはいつのまにか私の気持ちに気づかれていて、それ以来いろいろと相談にのって
もらっていたんだ。
だから今の私の気持ちを一番理解しているのは春なんだと思う。
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