揺れ動く想い

2/8
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
いつも4人一緒だったね。 翔、春、私、由紀 何をするにも4人一緒で、そんな毎日がすごく楽しかったよ。 あの日までは・・・ 由紀「ねぇ、未来??」 未来「ん?」 由紀「私ね、翔に告白する」 未来「え?」 由紀「ずっと好きだんだった、出会ったときから、高校生活ももう1年しかないんだし    いい思い出作りたいから」 未来「そっか、頑張ってね」 あんなこと言ったけど、本当、は由紀がうらやましかった。 自分気持ちを伝えることが出来る由紀が・・ 本当は私もずっと翔が好きだった、でもこの気持ちを伝えてしまうと 今の関係を壊してまうような気がして言えなかった。 今までは翔の傍にいれるんだったらどんな形でもいい、そう思った。 でも・・もし由紀と翔が付き合うことになったら・・・ どうなるんだろう・・・ 春「あれ?由紀は??」 未来「翔に告白するって言って、行っちゃった」 春「ぇ??未来はそれでいいの??」 未来「翔の決めたころならそれでいいんじゃないかな?」 春未来・・・」 春にはいつのまにか私の気持ちに気づかれていて、それ以来いろいろと相談にのって もらっていたんだ。 だから今の私の気持ちを一番理解しているのは春なんだと思う。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!