凸凹BROTHER's~過去編

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「りゅかに!りゅかに!」 大きい愛しの声で目が覚めた。 正直うるさ...ry 「んー...なんだよ黄泉ー...」 揺さぶられながら眠そうに返事する俺を怒ったような顔で見下げる。 ...萌え← 「りゅかにぃ!あそんでりゅかにぃ!」 「...よみたぬー今日はゆっくり寝たいんだぬー」 ぎゅうっと抱きしめてやればきゃっきゃっと嬉しそうに笑う。 ...ヤバイ(鼻血← 5歳児相手に左右する俺の理性、どうなのよこれ。 15になってなんだか危険な橋渡ってる気がするがまあいい。 そんなの黄泉たぬが可愛過ぎるのが悪いんだから← 「りゅかに、おきて!よみとあそんで!」 ヒートアップする黄泉のおねだりに折れる俺。 むくりと起き上がり膝の上に乗せる。 「よみー、何したい?ナニしたい?」 「んー、よみねずみさんあいたい!」 このガキャ、俺の苦労も知らないで... 「生活で精一杯なのにそんな金ねえよ」 「えー」 「えーじゃない。瑠樺兄が遊んでやるからいいだろ?」 「んむー...りゅかにぃぎゅー`´」 怒りながら抱きしめてとねだられても(萌) クスッと笑いギュッと抱きしめると安心したように大人しくなった。 なんだかんだでまぁ黄泉は俺にメロメロなんだなぁ...(´д`*) 「りゅかに...」 「よーし、いい子だな♪」 いつまでも可愛くてメイド服着てくれるこんな黄泉たぬだったらなと思った今日。 それが、まぁなんてツンツンデレデレな仔になっちまったんだなーこれが...。 fin.
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