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そりゃ確かに僕は、ある程度のことなら理解してはいるけどさ。
「まぁ。別にいいよ。僕も好きだし」
「本当ですかっ!?」
すごく嬉しそうな顔をした。こういう、ころころと変わる表情が好きなんだよなぁ。なんか面白いし。
「ところで、君、年の差気にしてるんじゃないの?」
「はい(笑)」
何を隠そう、この少女は告白されれば「年の差が気になるんで」と断ることで有名なのだ。確かに顔とか性格は可愛いから、告白したくなる気持ちはわかるけどさ。
「先輩なら大丈夫なんです(笑)」
「でも2才差だよ?」「実は私、2年留年してるんです。体が弱いので、入退院繰り返してたので」
ということは、本当なら同学年ってことか。確かにそれなら年の差はないけど。
そして、僕と葵は付き合うことになった。
そして、何故か気がつくと僕は彼女と結婚していたーー。
えぇぇ‼‼‼
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