1人が本棚に入れています
本棚に追加
もちろん、このシステムの開発に携わった方々の努力や、交通事故を減らしたいという思いを否定する気は少しもないし、私自身も交通事故が減ることを願っている。
しかし何かが釈然としない。
まず、歩行者を認識するために必要なものが携帯電話だという点。
確かに現代日本の携帯電話普及率を考えれば画期的な媒体かもしれない。
しかし、ならば、携帯電話を持っていない歩行者はどうなるのか。
私は詳しい数値を知らないが、交通事故にあう人のなかには、高齢者や幼い子供も多いと思う。
私の住んでいる地域が田舎だからピンとこないだけかもしれないが、高齢者の携帯電話所有者は多くはないような気がするし、小学生以下の子供についても変わらない。
携帯電話は誰でも持っている。という認識は若干甘いのではないだろうか。
最初のコメントを投稿しよう!