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十「なんで黙ってたの?」 千「……言ったらなにが変わんの?言ったってなにも変わらないだろ!?なにも変わらない。いくら十雅を好きと言っても、十雅は俺のことなんとも思ってない。 だったらこのまま、なにも知らないまま、十雅と友達でいたかった…」 十「千景…、僕は…」 千「出てって…。今は誰の顔も見たくない…」 十「ちか「出てって!」…っ…」 ガラッ… 竜「十雅!」 ピシャン… 竜「ちー…」 千「ごめん、今は誰とも話したくない…」 竜「そっか…。無理すんなよ」 出来ればずっと記憶を失ったままがよかった。
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