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千「あはは…、……」 十「千景?どうしたの?どこか打った!?」 千「……かないで………行かないで!」 十「千景…」 千「Σはっ、ごめん!俺、変なこと言って…」 ぎゅっ… 十「ごめん…ごめんね、千景…」 千「謝んなよ…十雅はなにも悪くないんだから…。謝られたら……こっちが困んじゃん…」 二度と会えないわけではないのに、俺たちにとっては、一生会えないような気がした。 千「俺、平気だよ?だって、同じ地球上にいるじゃん。もう会えないわけじゃないじゃん…」 本当は嫌だけど、俺の我が儘でせっかくの留学を邪魔しちゃいけない。
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