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サインください。
衣笠はinしていた白い肌着を脱ぎマッキーを差出しながらこう言った。
このメンバーのサイン入り肌着をオークションで流せばそれなりの資金はできる。
それに本名だろ?
詐欺にはならねぇ!
しかしこんな見ず知らずの俺に協力してくれるだろうか・・
と下を向いた衣笠
サインなんて有名人みたいだよな~
・・と嬉しそうに近寄る五人
マンザラでもないようだ
その中で一人・・
衣笠の裸を見ていられないポンセは目をふさぎながら、急いで肌着をかぶせ直して慌ててこう言った。
とっとりあえず、お茶しませんか??
昭和の香り漂う、ポンセの恋愛辞書の1ページ目にこのフレーズは存在する。
もちろん1ページ目のくせに
しおりまではさんでいる始末だ。
この勝負パンツ・・
いや、勝負ゼリフを、今、目の前いるもさ苦しいこのメンバーに投げた自分に正直自分で驚き、そして、へこむぽんせ。
振り返った男たちに胸騒ぎさえする。
どうかしている・・
俺はどうかしているんだ・・
おれ、いや私・・ん?
なによこの感情は・・
私ったらまさか・・
ポンセは気づいてしまった。
心に秘めた乙女心を。
その時ポンセは・・・
ポンセのポンセを取ることを決意したのであった。
azuki♪
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