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─…カコンッ…ﾁｮﾛﾁｮﾛﾁｮﾛ…─
ししおどしの音が響く
静かな客間の大きな机を挟んで見つめ合う（睨み合う）？両家。
口を開けばまた言い合いにでもなりそうな雰囲気を醸し出している親父達は、
どちらからも話し出そうとしない
…このままじゃあ
猛烈に気まづいんだけど…。
俺は、目の前に居る祐希を直視できないでいる。
今日まで男だと思ってたヤツが
実は女で…
しかもかなり可愛いとか
どう応対すればいいか
今だに迷い中だ。
これまでみたいに男友達のように接するべきなのか───？
でも、実際は女の子なわけで…
なんか繊細そうな感じだし───
けども、女に対する接し方とかわかんねぇし……；
どうすれば良いんだ──！？
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