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沈黙が続く事数分・・・。
男「俺は・・世の中の事を何も知らずに遊んでるガキを見てると、イライラするんだよ」
その言葉に、私は何も言い返せなかった―。
男「どいつもこいつも・・俺がこんな態度をして話し掛けると、気持ち悪いとか言って逃げる。。」
私以外に、この人は話し掛けた人は居たのだ。
しかし・・それが誰なのか、検討もつかない―。
男「ウザったいと思わないか?」
私は・・素直に「はい」としか言えなかった―。
でも・・それを嫌だと思う人は、少なからず居ると思っていた。。
男性の話しは・・延々を続いたのだった―。
その時だった―
誰かが・・私を呼ぶ声がした。。
誰?
「おーい?大丈夫か?」
ふと目を覚ました私は、辺りを見回した―。
そして・・隣に居たはずの男性が居なかったのだ。。
さらに・・警官が私を呼びかけていた。
警官「大丈夫か?もう21時過ぎてるけど・・帰れるか?」
「え・・あの・・俺の隣に座ってた人は・・・?」
警官「ん?もう一人誰か居たのか?」
居ない?
私は・・その時の事を警官に話した。
しかし・・
警官「私がきた時には、君がそこで寝て居たくらいだぞ」
ではあの男性は・・?
私は・・警官にお礼を言い、その場から去り帰宅する事にした―。
あれは夢だったのか?
それとも現実だったのか?
それよりも・・私自身、誰も居ないはずの場所で、幻をみたと言う事が恐怖だった―。
そして・・・
今でも謎のままの男性
私は・・この時の事を、今も忘れる事はなかった―。
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