恐怖②『友の家で・・・』

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私は・・状況を聞いていて、不可解な事に気が付いた―。   そう・・・   それは、そのゲーム機は友人Aのバッグの中に入ってた事だった。。   どんな人間でも・・・わざわざ相手のバッグを開いてまで、ゲーム機を壊そうなんて考えは持たない筈―。   だが・・現状では、ゲーム機は壊れていた。。   これが全ての始まりだった―。     「と、とりあえず落ち着こう」   私は皆を落ち着かせてから、一人一人の行動をチェックした。   まず・・   友人A・・7時頃、買い物の為コンビニへ行く。   友人B・・Aに同行   友人C(女の子)・・漫画を読んで居た。   友人D(女の子)・・ベッドでうたた寝をしていた。   そして私・・友人D同様に、うっかりと眠ってしまっていた。   そして20分くらいした後に、友人AとBが帰宅。。   しかし・・妙な事に、Aのバッグは私が枕にしていたのだ―。   それをAに報告すると・・   A「だったら、雅が寝てる時にでも静かにやったんだと思うぜ!」   もしそうだとしたら・・私は気づいて、即座に言うはず。。   しかし・・私に対し、誰かが触れたって事はなかったのだ―。   その事を、皆に報告した私。   そして―   A「おい・・マジかよ?」   B「つか、有り得なくね?」   C「嫌!そういう話しは勘弁!!」   D「・・・・・」   自然と・・皆が動揺と、隠せぬ恐怖に震えていた―。   それは私も同じだった。。   では・・Aのゲーム機を壊したのは一体誰だ―?     数時間した後―   結局、誰がやったのか・・・   今現在に至っても、誰も知る良しもなかった―。
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