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僕が思うには、やッぱり委員長は眼鏡+敬語攻めが王道だよねッ!!
な の に 僕のクラスには眼鏡キャラが居ない!!
なら、僕が積極的に何かの委員に参加してこの目で確かめないと!!
「じゃあ今から委員を決めるぞ~」
担任のダルそうな声が聞こえ、僕は黒板に意識を集中する。
「やりたい委員があれば積極的に手をあげろよ~。それと早いもんがちだ」
僕はすぐさま手をあげる。
「先生!!僕風紀委員やりたいです!!」
風紀委員長は生徒会長様と同じぐらい俺様な性格で美形ッて決まってるんだい!!
「お~、なら早乙女な。後1人誰かいないか~」
まぁ、僕は1人でもいいんだけどね。
「俺やります」
「ならもう1人は速水で決まりだな~」
クラス中(と言っても女子だけだが)の野次が凄かった。
僕的には、男子からの野次が聞きたかったな!!
これこそ"美形"ならではだしね。
休憩時間になり、拓麻が僕の席までやってきた。
「裕一郎、何で風紀委員に立候補したんだ??」
「それはね、風紀委員長ッて絶対美形だと思うんだ!!でね~、性格も俺様で~「もういい。また動機が不純じゃねーか」」
「もぅ!!文句があるなら立候補しなきゃ良かったじゃん!!プンプン!!」
これが僕の楽しみなのにッ!!
早く委員会にならないかな~♪
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