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｢ねぇ、拓麻。｣
｢ん??｣
｢僕さ、全寮制の男子校に行き｢駄目だ｣｣
初めてまして、僕は早乙女裕一郎ｯて言います。
今、幼なじみ拓麻の家でゴロゴロしながら和んでます。
｢もぅ!!まだ最後まで言ってないじゃん!!ブゥー｣
やｯぱ、僕が思うには全寮制の男子校に行けば、生のBLが見れると思うんだよね!!
｢お前の場合は志望内容が不純だ｣
｢拓麻ｯたら酷い!!不純だなんてｯ!!僕はただ生BLが見た｢それが不純ｯてんだよ｣｣
はぁ…拓麻は全然わかってくれないや…。
拓麻が全寮制の男子校に行ったらきっと親衛隊とか出来るんだろ～な…。
もし親衛隊が出来たら僕、拓麻に近付けないかもｯ?!
｢うｯ…それはヤだなぁ～…｣
｢何が"ヤ"なんだ??｣
｢もし、僕が拓麻と全寮制の男子校に入学したら、拓麻には"親衛隊"ができて僕、拓麻に近付けなくなっちゃうでしょ??｣
だから近場の共学高校で我慢するしかないか…。
こうして僕の夢"全寮制男子校へ入学!!生BLを見に行こう!!"は、あっけなく夢で終わった。
｢拓麻、耳赤いよ??｣
｢うるせぇ///｣
｢変なの～｣
さぁ、家に帰って"保健医とイケナイ放課後❤"BL小説の続き読まないと!!
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