1章

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     村を無くした僕と家族は、同県の童辺町(ワラシベマチ)に引っ越していた。前の村よりは大きいが所詮は田舎。電車は30分に一度しか来ない。  地元の私立高校に通うこととなった高校1年の春。高校生になって初めての始業式。
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