754人が本棚に入れています
本棚に追加
少年は、安心したのか、涙を流した。
女性は少年を抱いてあげた。
女性「もう大丈夫だからね。」
女性「君の名前は?」
少年は、目を赤くしながら答えた。
少年「シンです。」
女性「シン君ね。私は、ローズよ。」
ローズ「シン君のお父さんとお母さんの名前は?」
シンは、顔を暗くして答えた。
シン「僕には、家族が居ないんだ。」
ローズは、申し訳なさそうにした。
ローズ「ごめんなさいね。悲しいこときいて。両親が亡くなったのは辛いよね。」
シンは首を横に降った。
シン「違うんだ。両親は生きてる。僕は捨てられたんだ。」
最初のコメントを投稿しよう!