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「じゃあ俺も
そろそろ戻るわ~」
「はいよ。」
そう言って藍田は
教室を出ていった。
「響毅…お父さんに
なんて言われたんだろ……。」
「さぁ~。」
「わかんない。」
魅羽の問いかけに咲姫と菜奈は
若干適当に応答。
魅羽は本当に響毅のお父さんを
見たことがない。
『なんで私…
見たことないんだろ…─』
魅羽は心の中で、ずっと
この言葉を繰り返していた。
そして、不思議にも思っていた。
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