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「ちょっと魅羽!!!!」
響毅と魅羽が結ばれた日の翌朝..
咲姫は怒っていた。
「なんで勝手に
幸せになっちゃってんのさ!!」
「えっ?いいじゃん別に」
「よくないし!!!
私の事置き去りにしといて!!」
魅羽の悪気の無いような態度で
ますます怒る咲姫。
「あ~ごめんごめん」
「まったく…まぁ優しいから
許してあげるけどさ('A`)ノ」
咲姫は性格上、これ以上話すのが
めんどくさくなったらしく
あっさり許した。
「ありがとよ~★」
魅羽は軽くお礼した。
「ってかアンタの幸せは
私のおかげなんだからね?」
やけに「私の」を強調した咲姫。
魅羽は憎たらしいと思ったが..
「わかってるよ。感謝してます。」
と言った。
「で?その響毅は
どこにいるのさ~?」
「ここだけど?」
「「えぇっ?!?!;;」」
なんと響毅は
咲姫の真後ろに立っていた。
魅羽と咲姫は驚きのあまり
同時に声を上げた。
「アンタいつから居たのよ?!」
咲姫は響毅に大声を出した。
「さっき。」
響毅は素っ気なく答えた。
「…─ι」
魅羽は思った…。
響毅は「さっき」という
言葉が好きなんだと……─。
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