第一話

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    「何しに来たの?」     魅羽は響毅に話しかけた。     「別に、お前の  あほづら見に来ただけ」   「むっか!!#」     魅羽は一瞬怒ったが 「まいっか」と怒るのをやめた。     「みーわー!!!!#」   「ぐえっ!!;;」     すると菜奈がいきなり 魅羽の首を絞めた。     「菜奈?!ちょっ…魅羽死ぬッ!!」     咲姫が慌てて菜奈を止める。     「あなたねぇ…1人で  幸せ掴んでんじゃないわよ!!」   「ぐおぉお……。」     菜奈は首を絞める力を強めた。 魅羽は、もう死にかけていた。     「何か言いなさいよ!!何か!!」   「ごめんって!!  ぐはっ;死ぬ死ぬ!!!」   「てめっ!やめろよオイ!!」     響毅が魅羽の首を 絞め続ける菜奈を止めた。     「……わかったよ。」       ─ぱっ       菜奈はやっと魅羽の首から 手を離した。     「っつぁ~ι  死ぬかと思った。てか死んだ」   「響毅(カレ)が  止めなかったら殺してたし。」   「…─ι良かった。」     魅羽はひと安心。     「大丈夫?;;」     こう見えて意外と優しい咲姫は 魅羽に「大丈夫?」と声をかけた。     「死にかけたけど大丈夫」   「ったく……女って子供だな。」   急に響毅が口をはさんだ。   「はぁ?何よ!!!  男の方がよっぽど子供だよ!!」   「は?てめっ…─#」     実にくだらない会話をしている 魅羽と響毅に、咲姫と菜奈は     「「……あほ同士だ。」」     と一言。   .
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