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「何しに来たの?」
魅羽は響毅に話しかけた。
「別に、お前の
あほづら見に来ただけ」
「むっか!!#」
魅羽は一瞬怒ったが
「まいっか」と怒るのをやめた。
「みーわー!!!!#」
「ぐえっ!!;;」
すると菜奈がいきなり
魅羽の首を絞めた。
「菜奈?!ちょっ…魅羽死ぬッ!!」
咲姫が慌てて菜奈を止める。
「あなたねぇ…1人で
幸せ掴んでんじゃないわよ!!」
「ぐおぉお……。」
菜奈は首を絞める力を強めた。
魅羽は、もう死にかけていた。
「何か言いなさいよ!!何か!!」
「ごめんって!!
ぐはっ;死ぬ死ぬ!!!」
「てめっ!やめろよオイ!!」
響毅が魅羽の首を
絞め続ける菜奈を止めた。
「……わかったよ。」
─ぱっ
菜奈はやっと魅羽の首から
手を離した。
「っつぁ~ι
死ぬかと思った。てか死んだ」
「響毅(カレ)が
止めなかったら殺してたし。」
「…─ι良かった。」
魅羽はひと安心。
「大丈夫?;;」
こう見えて意外と優しい咲姫は
魅羽に「大丈夫?」と声をかけた。
「死にかけたけど大丈夫」
「ったく……女って子供だな。」
急に響毅が口をはさんだ。
「はぁ?何よ!!!
男の方がよっぽど子供だよ!!」
「は?てめっ…─#」
実にくだらない会話をしている
魅羽と響毅に、咲姫と菜奈は
「「……あほ同士だ。」」
と一言。
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