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死にたい、という人達は、では本当に死にたいのでしょうか。一部の人はそうかもしれません。しかし、普通は違います。死を選ばざるを得ないほど、苦しくて、辛くてたまらないのです。ほんとは助けてほしいんです。幸せになりたいんです。でも、なかなか救いの手は差し延べられない。差し延べられたとしても、求める形と違ったりする。でも、相手は自分のためにやってくれている、それはわかっています。だから、差し出された手を取れない自分に嫌悪感を抱いて、悪化する、なんてことも少なくありません。そして、絶望してしまう。どうせ私には、救いを求める権利すらないのだ。私はこの世にいてはいけないんだ。など。
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