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―スタスタスタスタ…
零鉄署の4階のS課のある場所に向かって、足音が聞こえる。
この人物が報告にやってきたのだろう。
そしてついにS課のドアの前に着いたようだ。
―コン!
ドアを叩く音と同時に男性が2人入ってくる。
1人は髪の毛が少し長めでサングラスをかけている。 なかなかひきしまった体だ。もう1人は髪の毛に天然パーマがかかっているようだ。クルクルしている。
体の線は細い。
入ってくると同時に一同の視線が2人にそそがれる。 金田がサングラスをかけている男に反応する。
金田「……統哉?」
黒木「英治!久しぶりだな!」
どうやらこの2人はお互いに顔を知っているらしい。
ここで改めてこの2人を紹介しよう
黒木統哉(クロキトウヤ)30歳
本庁の刑事課
階級は巡査長!金田が刑事課にいたころはバディを組んでいた。
滑乃川勇気(ナメノカワユウキ)24歳
黒木の部下
黒木に忠実であり、黒木も最良の部下と評している。コーラが好きらしい?
課長が本庁からきた2人にたずねる。
山田「今日は報告があると聞いたんだが?」
滑乃川「突然お伺いしてすいません。この度黒木がある会議を開く事になりまして。」
山田「…会議?」
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