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「おーっす、授業はじめんぞ~」
先生が入ってきた。
創華「始業式の次の日から
授業始まるんだ・・・」
「とりあえず、自己紹介な!
俺は、ジョン・マクレーン!
NYの刑事だ!」
創華「そうですか」
「うん。嘘!嘘だよ!!
騙されてやんの!」
創華「うわ~騙された~。
(こういう系の先生は、
適当に相槌打っておかないと
話が長引くタイプだ)」
「んじゃ、本当の自己紹介な
俺は、八津崎萄冶だ。
(やつざき どうや)
普通に読むのはやめてくれ」
萄冶「んじゃ、始めんぞ。
俺が教えんのは数学だ!」
どうやら、この学校にも
数学はあるようだ。
ハイテンションな先生が
数学とは珍しい。
萄冶「んじゃ、教科書は
開けないでいいから黒板
みろよ~」
創華「ふむふむ、普通の先生に比べれば授業はまっとうで
わかりやすいかも」
萄冶「とりあえず、
サイン、コサインから始めるか」
一同「えええええええ!?」
一同「最初からそれは難しいですよ!習ったこともないし!!!」
一同「大体、なんでそんな所からなんですか!」
一同「それに先生のフルネーム、なんすか、あれ!?
言葉じゃないですか!」
萄冶「あ~、サイン、コサインはおそらく社会に出ても
使わん。そんなもんは先に
終わらせとくのが早い」
一同「それが先生の言うことかーーー!!!」
創華「とりあえず、
私らの担任は誰なんだろう」
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