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創華「やっとＨＲか・・・」
ロクに友達もいない最初の頃は時間が流れるのが遅い。
体感時間というやつだ。
創華「とりあえず、
ＨＲ終わったら帰りにどっか
寄ろうかな」
がらららっ・・・ぴしゃん。
先生が入ってきた。
初めて見る先生だ。
「はじめまして。
赤組の担任を任された
藤崎 加野といいます。」
（ふじざき かの）
私らの担任はこの人の
ようだ。
とりあえず、数学と違い
教師性は大丈夫みたい。
加野「それじゃあ、
ＨＲを始めるわよ。
まぁ、あなた達はお知らせを
早く聞いて帰りたいでしょうね。
なので先生は、お知らせを
短縮して帰宅時間を早めようと思います」
・・・・・。
嫌な予感がする。
加野「明日は、体操シューズ
（体操服と体育館シューズ）
を持って、一体に
（第一体育館）
集合すると同時に訓練が
（避難訓練？）
があります。」
駄目だ、この先生は
果てしなく生徒に優しいが、
行き過ぎてる・・・。
それに、学校に来て３日で
その短縮語を覚えるのは
どうかと思う。
加野「それじゃ、
気をつけて帰ってね＾＾
さようなら～」
その日、
先生からお知らせの
電話が入った。
おそらくＨＲの
お知らせの短縮を解凍した
ものと思われる。
泣いていたので、
校長に苦情がきて
怒られたと思われる。
・・・乙！
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